当社執行役員CPO・小林 寛和が一般社団法人データサイエンティスト協会主催「一般社団法人データサイエンティスト協会 6thシンポジウム 〜実務者が集うデータサイエンスの最前線〜」に登壇いたしました。

はじめに

―データ前処理工程は、機械学習プロジェクトにおける工数の大半を占めると言われています。分析基盤へのデータ変換・統合されたデータの品質管理・ビジネス活用といったものを支援するサービスのtrocco®がどのような課題解決に使われるか。データ統合・前処理サービスtrocco®をご利用頂く事で、前処理工数を削減した事例をご紹介します。本日はお集まりいただき、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

ギブリー奥田:よろしくお願いいたします。

trocco®導入はWeb行動ログ収集SDK が決めて~

—早速、チャットボット型マーケティングツール「SYNALIO」では、trocco®をどのように活用しているのでしょうか?

ギブリー奥田:我々の提供するチャットボット型マーケティングツール「SYNALIO」は、どのような目的で訪問して来たのかをヒアリングすることで、はじめてユーザーの背景や今まで見えなかったインサイトを理解し、最適な提案ができると考えています。言うならば、攻めのチャットボットです。積極的なヒアリングから生まれる”会話データ”を活用して訪問したユーザーを見える化(具体化)し、パーソナライズされたコミュニケーションを設計できます。

〈SYNALIOの機能〉

  1. チャットボット機能-直感操作でオートリプライ/言語入力どちらも対応している ハイブリッド型のチャットボットをWebページによって何個でも設置可能。行動データと会話データによって会話のだし分けも行え。工数をかけずに最適な顧客アプローチを実行可能。
  2. WEB接客機能-ポップアップを自由に作成でき、配信タイミングも 調整可能。 会話で誘導→ポップアップでクローズという流れを コンテンツを触ることなく設計できる。

ギブリー奥田:SYNALIOを支えるビッグデータ基盤をtrocco®を活用して構築しました。

 

ギブリー奥田:AWSは当社で構築し、ユーザーのWEBサイト上の行動データを集め、アナリティクス機能を提供したり、機械学習を使ったチャットボットやポップアップのだし分けをしたりするのに利用しております。

—具体的にはtrocco®のどのような機能を使用されているのでしょうか?

ギブリー奥田:最初は全て当社で基盤を作ろうと考えていましたが、なるべく早くサービスをローンチし、コスト削減をしたいということでtrocco®導入を決定しました。

trocco®では

  1. Web行動ログ収集SDK
  2. データ転送

を利用しています。

とりわけ、trocco®導入の大きな決め手はWeb行動ログ収集SDK でした。Web行動ログ収集SDK を使うと、サイト上にJavaScriptのタグをひとつ置くだけで簡単に行動ログが溜まっていきます。さらに行動ログがGoogle Analyticsの行動ログと近い形で蓄積され、マーケティング担当者の使い勝手がとてもよかったのです。データ転送では、Web行動ログ収集SDKで取得したデータをビッグデータ基盤に送ってもらっています。リリースしてから1か月で月間1億PVを達成しました。また大量データを送るのに遅延もなく、弊社バッチのタイミングに合わせてデータを送ってもらっています。

—trocco®導入による行動ログの取得は、SYNALIOにどのように反映されたのでしょうか?

ギブリー奥田:管理画面上で行動・会話ログ解析のダッシュボードを構築・活用できるようになり、加えて機械学習によりユーザーの行動データを使って最適化した、ポップアップやチャットウィンドウを出すことができるようになりました。

~本業に集中したかった~

ギブリー奥田:trocco®を導入して、大幅な工数とコストの削減に成功し、本業に集中できるようになりました。

〈メリット〉

行動ログ取得

○ 構築コスト削減

○ primeNumber社のビッグデータ運用実績によるノウハウ

○ Google Analytics定義に近い為、マーケターが直感的に理解出来る

データ転送

○ 運用が楽!最初の取り決めだけで後は口を開けて待ってるだけ。

~今後の展望~

ギブリー奥田:今後、SYNALIOでは、自動運転レベル3 – 特定の場所でシステムが全てを操作、緊急時はドライバーが操作にもっていく-を目標にしています。またtrocco®の利用という観点からは、BigQueryを中心とした分析基盤構築に利用したいと考えています。BigQueryへのデータ統合および、統合後のデータ変換にtrocco®を利用予定です。

 

―奥田様、ありがとうございました!

一般社団法人データサイエンティスト協会とは

新しい職種であるデータサイエンティストに必要となるスキル・知識を定義し、育成のカリキュラム作成、評価制度の構築など、高度IT人材の育成と業界の健全な発展への貢献、啓蒙活動を行っています。

また、所属を超えてデータ分析に関わる人材が開かれた環境で交流や議論をし、自由に情報共有や意見発信ができる場を提供しています。

URL:https://www.datascientist.or.jp/

株式会社ギブリー 取締役

奥田 栄司 氏

大手シンクタンクにて、10年に渡り大手企業のシステム企画から開発、運用までを経験。その後渡米し、日系企業向けITコンサルタントとして従事。帰国後は株式会社gloopsの海外事業責任者として、ベトナム子会社の立上げ、韓国事業の推進を行う。2016年株式会社Resola創業、代表取締役社長に就任。AIや自然言語処理を使ったプロダクト、サービスの開発に従事。

HP:https://givery.co.jp/

 

株式会社primeNumber 執行役員CPO

小林 寛和 (聞き手)

慶應義塾大学卒業後、2014年より株式会社リブセンスへ入社し、データエンジニアとして同社分析基盤立ち上げをリード。2017年より現職に入社し、自社プロダクト「systemN」におけるSpark/Redshift活用等のデータエンジニアリング業務を行う。そんな中、データ統合業務における工数削減が課題だと感じ、データ統合を自動化するサービス「trocco®」を立ち上げる。

HP:https://trocco.io/lp/index.html

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