2020年7月20日のリリース内容は以下の通りです。

製品 trocco®️
バージョン v20200720
タイプ メジャーリリース
日付 2020/07/20
お客様への影響 なし

新機能

1. Snowflakeへのデータ転送に対応

お待たせ致しました。troccoからSnowflakeにデータ転送が出来るようになりました!以下のような設定を入力するだけで、すぐにSnowflakeで分析が出来るようになります。

SnowflakeのInternal Stageを経由してバルクインポートするため、高速なスループットが期待できます(参考)。内部的には、troccoで新規作成したEmbulkプラグインを使用しており、embulk-output-snowflakeにソースコードを公開しております。

2. 転送元Oracleでtnsnames.ora ファイルを利用したネットサービス名での接続設定が可能に

troccoではこれまでOracle Databaseの設定の際に、ホスト・ポート・DB名を入力いただく必要がありました。
今回のリリースにより、tnsnames.ora ファイルを設定することで、ネットサービス名での接続の指定が可能になりました。

3. その他

他、機能改善、bug fix、多数の修正パッチをリリースしております。

  • 転送元Oracleバグ修正(SSL通信、接続情報設定)
  • 転送元S3の「パスの正規表現」でカスタム変数が利用可能に
  • 転送元RedshiftのSSL接続オプションが選択可能に

今回のリリース内容は以上です。
Happy Data Engineering!